登山の膝痛対策として自分ですべきこと。医者に頼りきりでは解決しない!

「登山が好きなんですが、最近膝が痛くて〜」と整形外科にいったことはありますか?

レントゲンや触診はしてもらえるものの、湿布や痛み止めを処方され、

「様子をみましょう。」

で終わってしまうことは、実はたくさんあります。わたし自身も経験があり、煮え切らない気持ちになったのを覚えています。

お医者さんは診察や薬の処方はしてくれますが、対策のためのトレーニングや生活習慣の改善までは面倒を見てくれません。

日常での膝痛対策は、あなたがあなた自身のためにするしかありません!

トレーニング

「筋肉は加齢とともに減少していくもの。」そう諦めていませんか?

これは正しいのですが、より正確には「なにもしなければ」という条件がつきます。

中高年であってもトレーニングを継続すれば減少する速度は大幅に改善されます。トレーニングの負荷によってはプラスになることだってあります。

とは言っても、日常的にトレーニングをしている方はごく少数でしょう。そこでこの記事では、日頃トレーニングをしていない方でもできるように、比較的負荷の低いものを紹介します。

膝の曲げ伸ばしには太ももの筋肉と膝を囲む靭帯がはたらきます。ここを鍛えてあげることで、膝が安定し負荷が減ります。

また、太ももは体の中で一番大きな筋肉なので、鍛えることによって代謝が上がり太りにくくなります。体重が軽くなれば膝への負担も減りますから、一石二鳥ですね。

太ももの前面を鍛える

1.座った状態で膝の下にタオルを置きます。
2.膝に力を入れて、5~6秒間タオルをグッと押し付けます。
3.これを20~30回繰り返します。

太ももの裏側を鍛える

1.膝を壁に軽く当てた状態で壁に向かって手を添えて立ちます。
2.片方の足のかかとをお尻に近づけるようにして膝を曲げて5秒キープします。
3.ゆっくり下ろして膝を伸ばします。
4.左右交互に10回ずつ繰り返します。

トレーニングの注意点

・呼吸を止めずにゆっくり動かしましょう。
・痛みが出たらすぐに中断して安静にしましょう。
・運動経験の少ない方、症状の重い方は医師やトレーナーに相談したうえでトレーニングしましょう。

サプリメント

安易にサプリメントに飛びつくのはNG

登山のために膝のコンディショニングするうえで、トレーニングの効果を高めるために食事に気を使ったり、サプリメントで不足分を補ったりすることは重要です。

でも世の中のサプリメントには、「とりあえずグルコサミン」「とりあえずヒアルロン酸」という無責任なものが数多くあります。カラダ作りも大事なのに、楽をしたい人間の甘さにつけこんでいるわけですね。

サプリメントを飲んでいれば大丈夫!なんてことはほとんどありません。あくまでサポートとして目的に合ったものを飲んでいくことが重要なのです。

アクティブシニアを真剣に目指すなら筋肉成分が重要

登山やハイキングをするときの違和感を軽減したいのであれば、筋肉成分が配合されたサプリメントをオススメします。

トレーニングによって下半身が鍛えられれば、安定感が増すため違和感は減ります。筋肉成分は、トレーニングのサポートとなってくれます。

ご存知のとおり筋肉はタンパク質で作られています。アスリートやボディービルダーがプロテインを飲むのはこのためです。

タンパク質は分解されるとペプチドやアミノ酸という、よりカラダに吸収されやすい物質になります。つまり、最初からペプチドやアミノ酸を摂取すれば吸収の効率は高くなります。

アクティブシニアを目指すあなたのための配合

登山もアクティブに楽しみたいと願う方には、カラダをつくる筋肉成分であるペプチドと希少軟骨成分であるプロテオグリカンが配合されている「ロコモプロ」がオススメです。

ロコモプロは缶コーヒーで有名なダイドードリンコのサプリメントで、「グルコサミンやヒアルロン酸だけとれば大丈夫!」というサプリメントとは一線を画す配合になっています。

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