尿のトラブルは周りには相談しにくいため、ひとりで抱え込んでしまいがち。しかし、放っておいて悪化させてしまうと、登山を楽しめなくなるだけではなく、日常生活も蝕まれてしまいます。
尿のトラブルの原因として多いのは、過活動膀胱と骨盤底筋のゆるみです。どちらも、歳をとれば誰でも起こりうるものですが、「歳だから仕方ない」「死に直結するわけじゃない」と放置せずに、早期対処が大切です。
歳を取っても登山を楽しみイキイキと生活するためにも、尿のトラブルを放置するリスクを学び、行動に移しましょう!
悪化するとどうなるか
睡眠不足
頻尿が悪化すると、夜間にトイレのために目が覚めてしまうことが増えてしまいます。
これによって、睡眠不足になるリスクがあります。
睡眠は健康を維持するためにとても大事な要素ですから、尿のトラブルは歳だから仕方ないと甘く見てはいけません。
睡眠不足で力がでないなぁというのは、誰しも経験があると思います。
頭もぼーっとしてしまい、そんな状態で登山するのは大変危険です。
睡眠不足が慢性化すると、免疫力が悪化したりメンタルが不安定になったりします。
外出や旅行をしなくなる
尿のトラブルが悪化すると、トイレに行く頻度増えることはもちろん、漏れてしまうこともあります。
少量であれば、専用下着や給水シートを使って対応できますが、増えてくると大人用オムツが必要になるケースもあります。
繊細な問題ですから、そうなってしまうと自分に自信が持てなくなったり、不安になってしまうことで登山はもちろん外出や旅行を諦めてしまう方は少なくありません。
しかし、尿トラブルの原因の一つである骨盤底筋のゆるみは、トレーニングをしなければ進行する一方です。
「尿のトラブル→外出しない→骨盤底筋のゆるみが進む→悪化する」
こうした負のスパイラルに入らないように、早期対策が重要です。積極的な外出や骨盤底筋のトレーニングをしましょう!
まずは泌尿器科の受診を
歳だからと甘くみてはいけないことは伝わりましたか?
尿のトラブルの原因は過活動膀胱や骨盤底筋の筋力低下の2つが多いですが、正確な判断をするために、まずは泌尿器科の受診をお勧めします。
歳だからと甘く見るのはいけませんが、尿のトラブルには誰でも悩む可能性があります。あなただけの悩みではありませんから、恥ずかしがらずに早めの対策を心がけてください。
中には、精神的な要因からくる頻尿・尿漏れもあります。そうした場合には、心療内科の受診も視野に入ってきます。
日常的なセルフケアが重要
病院を受診すれば薬を処方してもらえますが、尿トラブルの治療は長引くことが多いと言われています。例えば、骨盤底筋のゆるみが原因だったとして、薬と一緒にトレーニングを始めても翌日にマッスルになっていないことは想像がつくと思います。
そのため、医師にみてもらうことは第一ですが、セルフケアも重要になってきます。
サプリメント
ものによっては、薬を長期間飲むことはよくありません。体への負担も考えて、できるだけ最小限にとどめたいという方もいるでしょう。
そんな場合には、サプリメントを補助的に使用することも考えられます。
近年は尿トラブルサプリの開発も著しく進んでおり、良質なサプリが販売されています。
尿トラブルのサプリは、有効成分として「イソサミジン」「ノコギリヤシ」「かぼちゃエキス」「クランベリー」などが含まれています。
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トレーニング
骨盤底筋を含め、下半身を鍛えることも尿トラブルの対策としては有効です。
骨盤底筋を鍛えることで、尿をしぼりだす力や止める力が強くなります。また、下半身の筋肉を鍛えることで、血行が良くなり冷えによる尿意を緩和することが期待できます。
あなたが登山をしているのであれば、登山向けのトレーニングの一環として取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
尿のトラブルを放置するリスクとその対策についてまとめました。
まずは病院で相談し、セルフケアも行い適切な対処を早期に行うことで登山を楽しめる期間が長くなります。
最近は「健康年齢」とも言われていますが、健康年齢ががるほど生活の質が向上し、充実した生活を送ることができます。
サプリやトレーニングはすぐにでも始めることができますから、チャレンジしてみてくださいね。